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メタップス(東証マザーズ、証券コードは6172)社長の佐藤航陽氏のツイートはいろいろ勉強になります。4月4日のツイートでは「精神の超拡張、BMIなど。」と「AIが人類を超える意味——カーツワイルの予言」というYahoo!ニュース についてつぶやかれていました。

知識のなかった私は、BMI・・?体重÷(身長×身長)のメタボ調べるときのやつ?とつい思ってしまいましたが、全く違います。BMIとはBrain-machine Interfaceのことです。ウィキペディアによれば「脳波などの脳活動を利用して機械を操作したり、カメラ映像などを脳への直接刺激によって感覚器を介さずに入力することを可能にする。 信号源および操作対象である”脳”と”機械”を繋ぐ存在、脳波を読み取る脳波センサーや脳波を解析するプログラムなどを総称してBMIと呼ぶ。」のだとか。

本題に戻ってこの「AIが人類を超える意味——カーツワイルの予言」というYahoo!ニュースを読んでみると、「シンギュラリティ」という言葉が重要であることがわかります。シンギュラリティ(singularity)とはこのレイ・カーツワイルが提唱した言葉でtechnical singularity、日本語で技術的特異点とも言われるものです。

このシンギュラリティ、意味は「100兆の極端に遅い結合(シナプス)しかない人間の脳の限界を、人間と機械が統合された文明によって超越する」瞬間の事だそうです。なんだかそれを読んだだけでもどきどきしてきます。ちなみにレイ・カーツワイルは人工知能研究の世界的権威で、オムニ・フォント式OCRソフト、フラットベッド・スキャナー、Kurzweilブランドのシンセサイザー「K250」、文章音声読み上げマシーン(カーツワイル朗読機)を発明した人です。

彼によれば、「汎用人工知能(AGI)が人類史上初めて出現し、初めて人間よりも賢くなる」のが2029年。ここでいう汎用人工知能(AGI:Artificial General Intelligence)とは今、私たちがAIと呼んでいる特化型人口知能(碁で人間に勝つ人工知能とか)ではなく、「特定の作業やタスクに限定せず人間と同様の、あるいは人間以上の汎化能力を持ち合わせている」人工知能のこと。「強いAI」と「弱いAI」という表現もされます。私達が今知っているのは「弱いAI」で、それとは違う「強いAI」が今後出てくるということです。

そして「1000ドルのコンピューターの演算能力がおよそ10ペタFLOPSの人間の脳の100億倍にもなり、技術的特異点に至る知能の土台が十分に生まれている」のが2045年、とのこと。この時期に「人間の能力と社会が根底から覆り変容する」と予想しているそうです。

人類の進化として最も理想的な形で技術的特異点を迎える場合、「GNR革命の進行により、人類の知性が機械の知性と完全に融合し、人類がポスト・ヒューマンに進化する」と予測しているのだそう。GNR革命のGNRとはGenetics, Nanotechnology, Roboticsの頭文字で、このGNR革命により人間の寿命は延びるのではないかと言っています。

なんだかもっとドキドキしてきました。どっかの予言書でも読んでるみたいですね。

仮にこの予想が当たるとしてみましょう、今は2017年ですから2045年といえばあと28年。私は60代になっています。無事に定年を迎えているかな?寿命だけ延びても無事に生活できるかが重要ですね。年金はもらえるのかな、それとも年金などどうでもいいくらいに社会が変わっているのかな。「人間の能力と社会が根底から覆り変容する」とは、一体、どのようになるのでしょうね。

技術が進化してもそれが悪いこと、例えば戦争などに使われては意味がありません。テクノロジーの進化を恐れる考えもありますが、テクノロジーの進化自体は不可逆的なものでおそらく止めようがないのでしょう。大事なことはそれを悪用せず、人類のために良い方向に使うことですね。そのときこそ、人間の倫理的な面の「能力」が試されるのかもしれません。技術の進化に見合った、他者への「思いやり」の能力を人類が持っているかどうか。倫理的な面で落第点であれば技術だけが進化しても人間は幸せになれないでしょう。でもお互いを傷つけあうのではなく助け合う気持ちを持っていれば、将来登場してくる高い「知性」の恩恵を受け、平和でみんなが幸せな社会が実現するかもしれませんね。

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もし人間の知性を超える「知性」が誕生したなら、飢餓の問題も貧困の問題も解決されるかもしれない。そしてその「知性」はこの戦争ばかり繰り返す人間を見て「ばかだな・・・。」と思うんでしょうね。でも人間にももちろんいいところはある訳ですから、きっとその高度な「知性」も人類がより良く生きていくことに期待して過去の罪までは執拗に責めないのではないでしょうか。ちょうど出来の悪い息子を見守る母親みたいに。でも人間が悪いことを続けるなら人類の存続すら危ぶまれるかもしれませんね・・。この地球上には無用だと判断されるかも。それか、高い知性を悪用しようとした人類同志の争いで人間は自ら危機を招く可能性もありますね。

その高度な「知性」が誕生した後、人間がやらなきゃいけないことは、何も特別なことではなく、他者を傷つけずに自分の人生をより良く生きる、ただそれだけで十分なんじゃないかな。そんな単純なことも人類はまだ出来てないわけですが。

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