Incredist Premiumが中国銀聯のコンタクトレスEMVに関する ブランド認定を取得!

フライトホールディングス(東証2部、証券コードは3753)はモバイル型電子決済端末などを開発している会社です。この会社の株価は昨年秋に500円以下から2000円まで急上昇したあと、半分ぐらいに下がって今は1000円ぐらいです。Apple Payの影響ですね。私は高いときに買い増ししてしまっているので結構含み損を抱えている状態です。でもフライトはソフトバンクの人型ロボット「Pepper」君のシステム開発にも取り組んでいるし、これから伸びると思うんだけどな・・・。

そんなフライトの主力製品、「Incredist Premium」はタブレット向けマ ルチ決済装置です。これとiPad等のタブレットがあれば場所を選ばずどこでも決済できちゃいます。お客さんをレジに連れていく必要がないんですね。クレジットカードや銀聯カード、電子マネー、Apple Payにも対応しています。

コンタクトレスEMVとは?

フライトホールディングスという会社の製品を理解する上で欠かせないのが「コンタクトレスEMV」です。コンタクトレスEMVとは、会社の説明によると

「MasterCard Contactless, Visa payWave, AmericanExpress ExpressPay, JCB J/Speedy, 中国銀聯 QuickPass, Discover D-PAS:IC カード国際規格「EMV」技術を用いた非接触 IC 決済対応のクレジットカードで、カードをかざすのみで決済完了が可能になります。新たに Apple Pay もこの方式を採用したことから、非接触型 IC によるクレジットカード決済が世界中で爆発的な広がりを見せています。」

と書かれています。「世界中で爆発的な広がり」とは期待が持てますよね。

その、「Incredist Premium」について中国銀聯のコンタクトレス EMV「Quick Pass」のブランド認定を取得したというニュースリリースが今日出ました。

銀聯とは?

なんとなく、知っているような知らないような銀聯カード(「ぎんれんかーど」と読みます。)ググってみました。「iFinance」から抜粋した情報を載せておきます。

「銀聯カードは、中国銀聯が発行する「銀聯ブランド(UnionPay:ユニオンペイ)」が付与されたキャッシュカードやクレジットカードのことをいいます。・・(中略)・・多くの中国人が持っている最もメジャーなカードで、ATMから預金を引き出せるだけでなく、加盟店で買い物ができるデビットカードとしても使えます。特に中国においては、最も普及している決済手段となっており、国際ブランドのVISAやMasterCardを利用できる加盟店を大きく上回っています。ちなみに、普及した理由として、中国では個人向けの与信システムであるクレジットカードがあまり普及しておらず、現金払いがメインであったという事情が挙げられます。

現在、日本においても、中国銀聯が三井住友カードと提携し、2005年12月より銀聯の決済サービスをスタートして以降、他のカード会社も追随し、その加盟店や取扱いは着実に拡大しています。・・(中略)・・
<銀聯カードの基本的な仕組み>
利用者は買い物をする際に店頭で銀聯カードを提示。その場で暗証番号を入力し、サインするだけで銀行口座から代金がすぐに引き落とされ、支払いがその場で完了。」

よくお店で「銀聯」とか「UnionPay」とかのシールが貼ってあるのを見かけます。あれですね。

今後の展開は?

さて気になる今後の展開ですがフライトホールディングスはどのように考えているのでしょうか。

ニュースリリースによると、

「この度当社では、Incredist Premium においてすでに取得済みの 5 ブランド(MasterCard Contactless, Visa payWave, AmericanExpress ExpressPay, JCB J/Speedy, Discover D-PAS)に加え、新たに中国 銀聯 Quick Pass のブランド認定の取得が完了しました。Quick Pass は 2012 年のリリース以来、急成 長を続け 2015 年 9 月末で 16 億枚以上発行されています。日本国内の Apple Pay では日本の電子マネ ーである NTT ドコモの「iD」等が活用されている一方で、欧米や中国ではコンタクトレス EMV が使 われており、Quick Pass は中国 Apple Pay で採用されています。

Quick Pass 認定の取得により、当社 Incredist Premium ではコンタクトレス EMV 国際 6 ブランドの 取得が全て完了しました。今後は 2020 年の東京オリンピックへ向けた訪日旅行客の利便性を視野に入れ、海外のみならず国内の決済センターでコンタクトレス EMV による接続を積極的に推進し、国内外 での Incredist Premium の拡販を目指していきます。 」

国内外での拡販を目指す。うん、そうですよね。アメリカ進出が実現しないかな・・。