ちょっと前、7月10日のニプロ(東証一部、証券コードは8086)からのニュースリリースになるのですが、この医療機器はすごい!と思うのは私だけでしょうか?

神経再生誘導材「リナーブ」が販売開始された!

ニプロのホームページによると、

「リナーブは外傷等により損傷した末梢神経の切断あるいは欠損部に縫合固定して使用するもので、本製品によって保持された「神経が再生する空間」と「神経細胞の足場」より神経組織の再生を誘導し機能再建を図ることを目的とした医療機器です。」

とのこと。

コラーゲンでできているため、役割を果たした後は生体内で分解、吸収され消失するそう。

写真や図を見ると筒状の形をしている。この中に切れた神経を入れてつなげるのか・・・。

「コラーゲン使用吸収性神経再生誘導材」と書かれており、「高度管理医療機器 クラスⅣ」に分類されるそう。

参考価格は399,000円(税別)だそうです。

私はニプロの再生医療研究にかなり期待しています。

この「リナーブ」の需要がどれくらいあるかはわかりませんが、末梢神経の損傷で苦しんでいる患者さんが少しでも良くなるといいな。

http://www.info.pmda.go.jp/ygo/pack/530100/22800BZX00291000_A_01_01/22800BZX00291000_A_01_01?view=body

のホームページでも確認したところ、この製品の臨床試験は2010年から2014年にかけて行われたよう。

「自家神経移植術を対照とした多施設共同2群比較オープン試験」によって行われたようです。

対象患者は「開放性若しくは閉鎖性の外傷により手関節以遠の感覚神経を損傷した症例」です。

本品群:49例・57ヶ所(最大4本を1例に使用)
自家神経移植術群:7例・9ヶ所
で比較したところ、感覚機能回復の有効性が認められています。

自家骨髄間葉系幹細胞にも期待!

ニプロは脊髄損傷の治療にも力を入れています。
脊髄損傷の治療に用いるヒト体性幹細胞の加工製品「自家骨髄間葉系幹細胞」が厚生労働省より「先駆け審査指定制度」対象品目の指定を受けています。
再生医療の分野で製品の開発を進めているニプロ。今までなかった新しい治療法を作るわけなので、これは期待が持てます!
困っている患者さんのために、ニプロ、頑張ってね。