メタップスの第10回株主総会に出席してきました!

休暇を取得できたので、メタップスの株主総会に行ってきました!どうしても行きたかったんですよね。

私が持っている銘柄の中では一番含み損が大きいメタップス。でも一度も売ってません。

今後もメタップスをずっと持っていていいのか、それを確認するためにも出席してみました。

新宿で、午後3時からの始まりでした。終わったのは午後4時8分ぐらい。一時間とちょっとの時間でした。

180人ぐらいは来てたのかな。60歳以上のように見える方が多かったですが、20代、30代のように見える方もけっこういました。90%以上は男性のように見えました。

佐藤社長の説明

15分ぐらい佐藤社長の説明がありました。

・予想は下回ってしまったけれど、上場後初めての黒字化を達成したこと、

年間の平均成長率が80%と高い成長率を維持していること、

大幅な収益構造の改善ができたこと

・上場時はマーケティングが99%だったのにファイナンスが2016年度はおよそ2割、2017年度は5割、足元ではさらに伸びていること

2018年が勝負だと考えていること

・今後はコンシューマ事業の拡大(タイムバンクなど)を計画しており、リアル産業大手とのJV(ニチガスやみずほ銀行)にも力を入れていくこと

みずほとのpringはみずほの社員さんに協力してもらって開発中、中国のQRコード決済のようなイメージであること

仮想通貨市場では、大手取引所の5社のうち、3社で決済に導入されていること

仮想通貨取引所について、韓国は日本ほどはまだ加熱しておらず、日本の1年前のような状況であるので参入したこと

などをお話ししていました。

その他に監査法人の方から、問題がないことの説明もありました。

株主からの質疑応答

45分ぐらい質問に答えていました。質問に対して佐藤社長が真面目に答えていましたね。

質疑応答の内容の中で、私が覚えていてメモを取れたのは以下のような感じです。もしも間違えていたらすみません。細かい表現は多少違うと思います。

Q.利用者がpringを選ぶとしたらそのメリットは何でしょうか、利用者を広げる策はありますでしょうか。

(佐藤社長)一番のネックは口座からアプリにお金を移すタイミングだと考えています。そのハードルが高いんですね。銀行口座を持っていれば、即、電子マネーにチャージできること、これが重要だと考えています。みずほはメガバンクなので既に数千万の口座がある、これが勝因だと考えています。広告はそこまで考えていません。銀行の店舗でうまくできればと思っています。

Q.今後、タイムバンクでどのようにブロックチェーンを使っていきたいと考えておられますか。

(佐藤社長)ブロックチェーンはメリットはありますが、まだ発展途上の技術だと考えています。クラウドとブロックチェーンのハイブリッド型にまずはしていきたいですね。2018年以降に徐々に分散的にする仕組みにしていきます。タイムバンクのホワイトペーパーは作っています。

Q.業績予想を開示されていません。その理由として仮想通貨市場の予測ができないからと説明されていますが、メタップスは仮想通貨のポジションは持っているのですか?持っているとしたらそれはどのぐらいの大きさなのでしょう?仮想通貨は一部ではバブルと言われていますが、急落したらメタップスに影響があるのですか?

(佐藤社長)ポジションは持っています。ただしそれはビットコインをたくさん持っているということではありません。韓国のICOでイーサリアムを10億円分調達しました。イーサリアムが3万円台のときです(注:今は5万5千円以上まで上がっています)。アセットと考えると不安定ですね。ただし違う処理をする可能性もあります。我々も慎重な議論をしています。

Q.昨年度、中期的な目標を出されました。2020年に売上高1000億、営業利益100億円、というものです。この計画の変更はありますか?また、ここ2年間で借入が社債など40億まで膨らんでいます。今後の資金計画はどうなるのでしょう。それと、利益剰余金はマイナス11億円と大きくなっていますがこの理由は何でしょうか。

(佐藤社長)中期計画に変更はありません。仮想通貨で勝負していきたいと考えています。仮想通貨の会計処理が我々の考える通りポジティブであるなら十分達成する可能性があると考えています。

資金調達については今期は計画はありません。前期に調達したのをどう使うかを考えていきます。2019年度、2020年度ならあるかもしれません。

(山崎副社長)子会社の利益について、親会社に吸い上げられていない、という状況があります。ホールディングス体制になったので親会社と子会社の取引が増えたのです。それが理由です。
Q.タイムバンクのアンドロイド版のリリースはいつになるのでしょう?今後の広告はどうなりますか?

(佐藤社長)12月中か、1月中旬ぐらいまでにリリースしたいと考えています。タイムバンクのICO、CMについては手間取っていますが、今期中にやりたいと考えています。

Q.メタップスはマーケティングが強い会社だと思っていたが最近はファイナンスが強くなっています。今後、マーケティングは?ニチガスの他の大型案件については?

(佐藤社長)確かにメタップスはマーケティングから始まりました。他社さんへのマーケティングでうまくいくなら自社もうまくいくと考えています。マーケティングとファイナンスは違う仕事だと思われると思いますが、マーケティングも決済もコンシューマもつながっている仕事です。昨今はオンラインとオフラインの両方で結果を出すことが求められています。分析から始まって最後まで我が社でワンストップで仕事を行えるようにすることが大事だと思っています。そのように運用できるように体制を構築します。各グループのノウハウを集約していきます。

Q.仮想通貨の取引所で大手5社のうち3社の決済の仕事をしているとのことですが具体的にはどこの会社ですか?ペイデザインがしているのですか?

(佐藤社長)お客様のお名前はお話しできませんが、ペイデザインが行っています。円からビットコインやイーサリアムに換えるところを担当しています。持続的に日本円からビットコイン、イーサリアムに換える人が増えていて、数十倍の規模になっています。当初は我々も0が一つ違っているのではないかと思ったぐらいです。

Q.トレーディングスタジオについて、売買アルゴリズムの開放は考えていらっしゃいますか?

(佐藤社長)今だとずっとビットコインが上がっているわけですね。そのため売買しない方が一番いいと考えられるわけです。流動性の確保のためにやりますが、そこまで強く推してはいません。

Q.御社の収益についてお伺いします。タイムバンクはどの程度収益になっていますか?

(佐藤社長)タイムバンクはほぼ予想通りの収益を上げています。今まで10以上の事業を手掛けてきましたが、その中で一番大きい手ごたえを感じています。今の感触を信じていきたいと思っています。インフルエンサーなど、今の時代とすごく噛み合っています。今はほぼノンプロモーションで収益を上げています。

Q.タイムバンクは皆さん個人の意思で参加しているのですか?

(佐藤社長)2万名の方が申請しており、1400名が登録待ちの状態です。一部の芸能人の方には特別に働きかけることも始めています。一般人まで掘り下げることも考えています。スタッフは今は数名です。芸能界は今、かなり変わっていっています。これはチャンスだと思っています。テレビCMもうまくやっていきたいと考えています。

Q.pringを使う側のメリットについて、PASMOや楽天ポイントではなくpringを支持してもらえるでしょうか?

pringはユーザーが先か、店舗側が先か、みたいな話になります。大規模な、全国のコンビニのような店舗、そこにかけられるかということが重要になってくると思います。仮想通貨とは自然にそのうちつながっていくと考えています。仮想通貨の扱いについては、金融庁も慎重に議論しているようで、全く違う方針が出る可能性もあります。

Q.メガバンクのJコインはpringと関わっているのですか?Jコインがナショナルブランドになるのではないですか?Jコインとpringの違いは何ですか?

(佐藤社長)Jコインを含めて、いろんなプロジェクトが平行して進んでいます。連動してはいません。それぞれは別に動いています。2018年、2019年中に世の中の人に使ってもらえるかどうかで勝負が決まると思っています。もしかしらたビットコインだけで十分、楽天ポイントだけで十分、となるかもしれません。そこは日本人の感覚によるところです。

Q.タイムバンクのブラウザ版はリリースしないのですか?機械学習、深層学習スタッフはどれくらいいるのですか

(佐藤社長)ブラウザ版は意図的に出していません。出すと競合に見つけられてしまう可能性があります。それと、若い人向けに使ってもらいたいと考えています。深層学習のスタッフについては専門的な人間は3人です。数学に強い必要があります。ただこれは社員全員が身につけるべきとも考えています。

Q.決算発表の日程が遅れたり、夜中に発表したことについては?北朝鮮のリスクはどうでしょう?

(佐藤社長)決算については本当に申し訳ありません。我々も最後の最後の、しめるタイミングまでディスカッションしていました。海外の子会社も多く、処理に時間がかかってしまいました。今後はこのようなことがないようにしたいです。

北朝鮮のリスクについては、一時的に影響を受けてもノウハウは流動的に動かせると思っています。

Q.タイムバンクは今までひとりひとりの審査を行っているようですが、どうやって今後審査を効率的にやっていくのでしょうか。

(佐藤社長)自動化していきたいと思っています。某ユーチューバーの件もあったので最後は見ながらやっていきたいと思います。

Q.タイムバンクのユーザーとしては取引量を多く、流動化してほしいと思っています。入金した資金はすぐには出金できないので、そこで躊躇する人がいるかもしれません。出金にすぐに応じられるようにできないでしょうか。

(佐藤社長)入金・出金はマネーロンダリング対策のために意図的に長めに持ってきています。いずれは、トークンを持っているロイヤリティがあるユーザーや本人確認ができているユーザーはすぐに出金できるようにしていきたいとは考えています。

Q.タイムバンクは当初の売り出しは36000秒が多かったと思います。それが最近は72000秒になり公募割れしてストップ安が続くこともあります。そうすると投機家は参入しにくくなると思います。18000秒の人は値が上がっていく傾向があります。

(佐藤社長)そこが悩みどころで、秒数が少ないと当選倍率は200倍や300倍になるのです。それも問題なので難しいところです。

株主総会の感想

印象は良かったです。確かに仮想通貨のリスクもあるのですが、今後の発展を考えるとこんなに可能性がある企業も他にあまりないと思っています。

高値で買ってしまった私は今は含み損ではありますが、とりあえず気にしないであと3年は保有していきたいと考えています。
発売されたばかりの佐藤社長の本「お金2.0」の広告を載せておきます。私も今回は紙の本を注文していて、きっと近日中に届くと思います。読むのが楽しみだ!

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